WOWOWのライブ映像に感動して、改めてPerfumeがどうやって出来たかを検証してみたい。(仮) その7

6.真鍋大度

以前、2010年の東京ドーム公演で、Perfumeのライブパフォーマンスは完成に至ったと記述したが、
その完成度に大きく貢献したのは、メディアアーティスト(?)の真鍋大度(以下真鍋氏)の存在が大きい。

東京ドーム公演での目玉でもある、Perfumeの掟」のシーンでは、中田ヤスタカの書き下ろしの曲を
MIKIKO先生と、関さん、真鍋氏の三人のアーティストが共同して演出したようだ。
以前までのライブでは、PV同様、MIKIKO先生と、関さんの二人三脚で作り上げてきていたのだが、
真鍋氏のビジュアルエフェクトなどの技術によって、更に演出の完成度が増した。

すでに世界をまたぎ活動していた真鍋氏は、元々、MIKIKO先生や、関さんとの交流もあり、
Perfumeの製作チームに加わる事は必然的な流れだったようだが、真鍋氏本人のPerfumeへの入れ込み具合も、
本人の発言からも察せられ、その後、JPNツアーの演出や、Perfumeの世界向けのグローバルサイトの製作にも参加し、
熱心に活動を共にしている。また、最近では、やくしまるえつこのPVの監督をして注目を浴びる等、
順調にキャリアを積んでいるようで、海外での活動を目指すチームPerfumeとしては、頼もしい仲間が増えたようだ。(続く)